よくあるご質問FAQ
- 鍼は痛くないですか?
- 鍼治療で使う鍼は、通常0.2mm以下の髪の毛よりも細い鍼を使っています。また、鍼先が特殊加工されていますので、ほとんど痛みを感じることはありません。また、日本の鍼は、鍼管を使用し、鍼の柄の部分を軽く叩くことによって、皮膚に刺入しますので、痛みを感じる痛覚のある皮膚表面を瞬時に通過します。ですので、ほとんど痛みを感じることはありません。ただ、まれに痛覚を刺激したり、毛穴に入ってしまったり、あるいは皮膚組織の繊維絡んでしまったりする場合には、強い痛みを感じる場合があります。その場合は、一旦鍼を抜き、刺し直しますので、それ以上の痛みを感じさせることはありません。もし、鍼治療に不安がある方は、遠慮なくご相談ください。
- 鍼は初めてなんですけどちょっと怖いんですけど・・・・
- 体に鍼を刺すと想像するだけで、怖くなってしまう気持ちは良く理解できます。鍼というと注射針を思い浮かべてしまう人が多くいますが、注射針の太さはどんなに細くても0.3mmなんですね。糖尿病患者が毎日インスリンを注入するための針でこのくらいです。ましてや、採血用の針の太さは、インスリン用の針の4倍以上太いんです。それを考えると鍼治療で使う鍼の細さがお分かりいただけると思います。 それから、鍼をどれだけ深く刺すかということも疑問に思うかと思いますが、刺す場所にもよりますが、おおよそ1~2cm程度とお考えください。もちろん、肌肉の薄いところは数mmですし、逆に厚いところは3cm以上というところもありますが、基本的に患者さんが響き(重だるくなったり腫れぼったい感じ、電気が走るような感じ)を感じるポイントまで刺入します。解剖学的に危険部位(肺などの比較的皮膚より浅い部位にある臓器や動脈・神経)については、必要以上深くは刺しませんので、ご安心ください。
- 鍼はどんな症状に効果があるのですか?
- 各部位の痛みや痺れなどの神経系の疾患、慢性胃炎や便秘・下痢などの消化器系疾患、生理不順や不妊症・更年期障害などの婦人科疾患、日本人に多い近視、あるいはアレルギーや一般的な風邪などの予防に効果があります。詳しくは、”鍼灸の適応疾患”をご覧ください。
- 副作用はありますか?
- 鍼治療による副作用はありません。ただ、治療後、体がだるくなったり、立ちくらみ、のぼせを感じたりする場合があります。これは瞑眩(めんげん)現象といって、一時的に効果が強く現れ、反って疲労感などを覚えたりすることがあります。その症状は、1,2時間、長くても半日程度で収まりますので、そのような現象が現れた場合は、しばらく横になり休息してください。また、まれに鍼を刺した部分で内出血を起こすことがあります。毛細血管を傷つけてしまったために起こりますが、その部分を揉んだり擦ったりすると、余計に出血班が広がってしまいますので、絶対に触らないよお灸は痕が残りますか?ういにお願いします。通常、1~3週間程度で自然と消えていきます。
- お灸は痕が残りますか?
- 当院の灸は、灸点紙という熱緩和紙を皮膚に貼って施灸しますので、痕が残ることはありません。皮膚が熱のために赤くなりますが、数時間で引きますのでご安心ください。また、灸頭鍼の場合は直接肌に施灸しませんので、絶対に痕は残りません。
- お灸はどんな症状に効果があるのですか?
- 各部位の痛みや痺れなどの神経系の疾患、慢性胃炎や便秘・下痢などの消化器系疾患、生理不順や不妊症・更年期障害などの婦人科疾患、あるいはアレルギーや一般的な風邪などの予防に効果があります。特に、冷え性や冷えによって起こった症状には、絶大な効果があります。また、昔から養生の灸として、健康増進のための灸は毎日でもやっていただきたいと思います。小児疾患全般には、ちりげの灸としてやはりかなりの効果があることが実証されています。詳しくは、”鍼灸の適応疾患”をご覧ください。
- 熱さが苦手なんですけど・・・
- 先ほども言いましたように、当院では、灸点紙という熱緩和紙を皮膚に貼って施灸しますので、思ったよりも熱くはありません。熱いというよりもジワッと熱がしみ込んで来るような感じであったり、チックと痛みのような感じであったりします。中には、あまりにも気持ちが良くて、施灸中に寝てしまう人もいます。
- 妊婦なのですがお灸しても大丈夫ですか?
- 妊娠初期であれば、控えたほうが良いでしょう。安定期に入れば問題はありません。安産の灸として昔から有名で、足三里や三陰交などは毎日施灸するよいでしょう。また、妊娠による腰痛やつわりなど症状にも大変効果があります。
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